第158回  04年1月16日  小委員長を務める『平成十六年度国立国会図書館予定経費要求の件』
議運・図書館運営小委

 

○藤村小委員長 

 本日は、平成十六年度国立国会図書館予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。

 まず、黒澤図書館長の説明を求めます。

○黒澤国立国会図書館長

 平成十六年度の国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成十六年度国立国会図書館関係の歳出予算要求の総額は、二百四十億六千八百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、一億九千二百万円余の増額となっております。

 次に、その概要を御説明申し上げます。

 第一は、管理運営に必要な経費、すなわち人件費及び事務費等であります。その総額は、二百八億五千二百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、二億八百万円余の増額となっております。

 これは、主として、退職者数の増に伴う退職手当の増額によるものであります。

 第二は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、九億五千六百万円余を計上しております。これを前年度予算額と比較いたしますと、四千八百万円余の増額となっております。

 これは、科学技術分野の主な外国雑誌の電子ジャーナルを拡充するための経費の増額によるものであります。

 第三は、施設整備に必要な経費でありまして、二十億九千五百万円余を計上しております。これを前年度予算額と比較いたしますと、二億二千八百万円余の減額となっております。

 第四は、平成十三年度補正予算(第2号)により支出いたしました改革推進公共投資国立国会図書館施設費の償還金でありまして、一億六千四百万円余を計上しております。

 主な内容につきまして、お手元の参考資料「平成十六年度国立国会図書館歳出予算要求の概要」に基づき、順次御説明申し上げます。

 一の東京本館の整備に必要な経費につきましては、図書館資料の再配置等に必要な経費として一億六千万円、開館日・開館時間の拡大に必要な経費、すなわち資料の出納業務などの外注経費等でありまして、一億八千六百万円を計上しております。

 二の電子図書館の基盤整備に必要な経費につきましては、第一に、電子図書館基盤システムの構築に必要な経費として三十億百万円を計上しております。

 第二に、電子図書館コンテンツの整備に必要な経費として一億五千七百万円を計上しております。このうち明治期刊行図書の電子化につきましては、当初、平成十六年度中に終了する予定で概算要求いたしましたが、著作権処理に要する期間等にかんがみ、平成十七年度に一年先送りいたします。

 第三に、電子ジャーナルの拡充に必要な経費として二億三千百万円を計上しております。

 第四に、帝国議会会議録のデータベースの構築に必要な経費として、平成十六年度におきましては、そのシステム開発を行うための経費五千二百万円を計上しております。

 三の施設整備に必要な経費につきましては、第一に、平成十六年度が最終年度となります東京本館庁舎の改修工事に必要な経費として九億一千七百万円を計上しております。

 第二に、東京本館の防災監視設備の改修工事につきましては、平成十六年度以降三カ年で実施することといたしまして、平成十六年度におきましては三億八千四百万円を計上しております。

 第三に、東京本館の書庫棟の防火設備を改修するために必要な調査費として三千百万円を計上しております。

 第四の新館庁舎の改修工事につきましては、平成十六年度以降、順次実施することといたしまして、平成十六年度におきましては、書籍搬送設備の改修に必要な経費として一億八百万円を計上しております。

 第五に、関西館第二期建設用地を計画的に取得する経費として五億五千六百万円を計上しております。

 四の人件費につきましては、七人の定員削減及び再任用短時間勤務職員への振りかえに伴う一人の減員を行う一方で、開館日・開館時間の拡大等に伴う二十六人の新規増員が認められております。

 以上、国立国会図書館の平成十六年度歳出予算要求について御説明申し上げました。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。

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 平成十六年度国立国会図書館予定経費要求書

    ―――――――――――――

○藤村小委員長

 これより懇談に入ります。

    〔午後一時二十分懇談に入る〕

    〔午後一時二十三分懇談を終わる〕

○藤村小委員長

 これにて懇談を閉じます。

 それでは、平成十六年度国立国会図書館予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○藤村小委員長

 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から御報告いたしますので、御了承願いたいと存じます。

    ―――――――――――――

○藤村小委員長

 次に、黒澤図書館長より発言を求められておりますので、これを許します。黒澤図書館長。

○黒澤国立国会図書館長

 ただいま御承認いただきました平成十六年度予定経費要求に関連して、一言述べさせていただきます。

 当館では、本年十月から東京本館をリニューアルいたしまして、開館日・開館時間の拡大及び情報システム化による来館利用者の利便性の向上を図る予定でございますが、システムの確実な導入のために各種テストを実施する必要があります。このため、本年六月下旬から九月にかけて、必要最小限の範囲で、数日間、東京本館の臨時休館及びサービスシステムの停止を行う予定であります。

 利用者への周知徹底を図るとともに、衆参両院議員の皆様の御利用には極力御不便をおかけしないようにいたしますので、何とぞよろしく御理解、御協力のほどをお願い申し上げます。

○藤村小委員長

 本日は、これにて散会いたします。

 

 

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