第168回  07年10月23日

沖縄及び北方問題に関する特別委員会において、岸田沖縄及び北方
対策担当大臣、高村外務大臣、及び各副大臣・政務官ご挨拶を頂くに
あたり、議事運営を務めた

沖縄・北方特別委員会

  

○藤村委員長 

  これより会議を開きます。

  この際、岸田沖縄及び北方対策担当大臣及び高村外務大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。岸田沖縄及び北方対策担当大臣。

○岸田国務大臣 

  沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました岸田文雄でございます。 

  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

  まず、沖縄政策について申し上げます。

  昭和四十七年の本土復帰以来、沖縄の振興開発のため諸施策を積極的に講じてきた結果、社会資本整備面を中心に、次第に本土との格差が縮小し、また観光や情報通信産業の振興等においても成果を上げております。しかしながら、今日なお沖縄の社会経済は、全国に比べ低い県民所得や高い失業率に示されるように厳しい状況にあります。

  本年は、沖縄振興計画の後期五年に入る節目の年に当たります。さきに取りまとめられた沖縄振興計画の後期展望を踏まえ、地方再生の取り組みにも配慮しつつ、仲井眞知事が進める各般の意欲的な取り組みとも連携協力し、現場主義という考え方のもと、地元の皆様方の意向に十分に耳を傾けながら、自立型経済の構築に全力を尽くしてまいります。

  リーディング産業である観光業は、年間入域観光客数が五年連続で最高を更新するなど、好調に推移しております。引き続き通年型、滞在型の良質な観光・リゾート地の形成を進めることにより、さらなる振興を図ります。

  情報通信産業については、高度人材の育成や、高度ソフトウエア開発など、より付加価値の高い分野の振興、IT津梁パーク構想などを進め、アジア最先端の高度情報通信産業の集積を目指します。

  沖縄科学技術大学院大学設立構想については、整備法人を中心に研究事業や施設整備等に取り組んでおります。本年度には恩納キャンパスの建設工事を本格化するなど、世界最高水準の大学院大学の設立に向け、より一層取り組みを進めてまいります。

  沖縄の離島については、その自然や伝統文化は大変魅力的である一方、生活環境には厳しいものもあります。医療等の島の基礎的な生活条件の整備や、それぞれの島の持つ魅力を生かした取り組みなど、その活性化を図ります。

  さらには、重点的、戦略的な社会資本整備を着実に進めるとともに、各種産業の一層の振興や、沖縄の将来を担う人材の育成、科学技術振興などに取り組みます。

   沖縄における米軍の存在は、我が国の安全及びアジア太平洋地域の平和と安定に貢献する一方、在日米軍施設・区域の約七五%が沖縄に集中しており、県民の皆様に大きな御負担をおかけしております。この基地負担を軽減すべく、その整理、統合、縮小に向けて取り組んでまいります。普天間飛行場の移設、返還についても、地元の意向をよく伺い、沖縄を担当する大臣として、沖縄との橋渡し役を務めていきたいと考えております。跡地対策、基地所在市町村の振興や、北部振興についても、地元の要望を踏まえながら着実に推進いたします。県民の皆様の御負担を軽減できるよう、引き続き、誠心誠意取り組んでいく所存です。

  先般、教科書検定意見撤回を求める県民大会が開催され、仲井眞知事を初め多くの方々が参加されました。このことは、さきの沖縄戦において悲しい、つらい経験をされた県民の皆様の深い思いを示すものであり、その思いをしっかりと受けとめながら、沖縄担当大臣の職責である沖縄の振興に精いっぱい取り組んでまいります。

  次に、北方領土問題について申し上げます。

  私は、去る九月五日に根室管内を訪問し、納沙布岬から貝殻島、水晶島や勇留島を間近に見、北方領土は我が国固有の領土であることを改めて実感しました。また、現地で元島民の方々や地元関係者のお話を伺い、生まれ故郷を追われた御苦労や四島返還への切実な願いを痛感いたしました。北方領土問題の解決に向けて、最大限の努力をいたします。

  この問題が一日も早く解決されるよう、国民世論を結集し外交交渉を後押しする返還要求運動を着実に推進いたします。また、国民世論の啓発について、より効果的な取り組みを検討し、特に次代を担う青少年への啓発を重点的に進め、さらに、元島民への援護措置や四島交流等の着実な実施にも努めてまいります。

  藤村委員長を初め理事、委員の皆様方の一層の御理解と御協力をお願いいたします。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次に、高村外務大臣。

○高村国務大臣 

  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、藤村修委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。
まず、沖縄に関する事項について述べます。

  昨今の北朝鮮の行動に見られるように、アジア太平洋地域には依然として不安定性と不確実性が存在しています。日米同盟は我が国外交のかなめであり、我が国の安全と地域の平和と安定のため幅広い分野で信頼関係の強化に努めていくことが今後とも不可欠であります。弾道ミサイル防衛を初めとする日米安保・防衛協力を強化してまいります。一方、沖縄には在日米軍の施設及び区域が集中していることにより、沖縄県の方々に多大な負担をおかけしていることは十分に認識しております。

  在日米軍の兵力態勢の再編は、抑止力を維持しつつ沖縄の負担の軽減を実現するものであり、地元の切実な声によく耳を傾けて地域の振興に全力を挙げて取り組みながら、着実に進めてまいります。

  次に、日ロ関係及び北方領土問題について述べます。

  ロシアは重要な隣国であり、日ロ関係の発展が両国に恩恵をもたらす潜在的な可能性は大きいものがあります。

  政府は、ロシアとの間で、これまで日ロ行動計画に基づき幅広い分野で日ロ関係の進展に努めてまいりました。こうした進展は、今週のラブロフ外務大臣の訪日、十一月上旬のナルイシキン副首相の訪日等、ハイレベルの政治対話の活性化になってあらわれております。

  しかしながら、日ロ間の最大の懸案である北方領土問題については、今日もなお日ロ双方の主張が平行線をたどっております。こうした状況は、日ロ双方の利益に合致せず、現状を打破する必要があります。九月にシドニーで行われた日ロ首脳会談では、日ロ行動計画の重要な柱の一つである平和条約交渉について、今後進展を図るべく日ロ双方が一層努力していくことで一致をいたしました。

  政府としては、このような両国の一致した認識を踏まえ、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を早期に締結するとの基本方針に従い、引き続き強い意思を持って交渉を進めていく考えであります。

  これらの諸問題に取り組むに際し、藤村委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次に、中川内閣府副大臣、小野寺外務副大臣、木村外務副大臣、西村内閣府大臣政務官、宇野外務大臣政務官、中山外務大臣政務官及び小池外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。中川内閣府副大臣。

○中川副大臣 

  内閣府副大臣の中川義雄です。

   沖縄の新たな発展の基礎を築いていくためには、産業の振興や雇用の創出など解決を要する多くの課題があり、また、北方領土問題を一日も早く解決させることは元島民はもとより全国民の切実な願いであり、私も、この思いをしっかりと受けとめ、岸田大臣を支え、沖縄の一層の発展及び北方領土問題の解決促進に全力を傾注してまいりたいと考えております。

  藤村委員長を初め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次に、小野寺外務副大臣。

○小野寺副大臣 

  外務副大臣の小野寺五典です。

  高村外務大臣を補佐し、沖縄及び北方問題に全力で取り組んでまいります。

  藤村委員長を初め委員各位の御指導をよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次に、木村外務副大臣。

○木村(仁)副大臣 

  外務副大臣の木村仁でございます。

  本委員会においては、我が国の外交にとって極めて重要な沖縄及び北方四島に関連する問題を取り扱うことになります。

  高村外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うすべく、全身全霊で取り組んでまいります。

  藤村委員長様初め委員各位の御指導と御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次に、西村内閣府大臣政務官。

○西村大臣政務官 

  おはようございます。内閣府大臣政務官の西村明宏でございます。

  岸田大臣、中川副大臣のもと、沖縄政策の取り組み及び北方領土問題の解決に全力で取り組んでまいります。

  藤村委員長を初め理事、委員の皆様方の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次に、宇野外務大臣政務官。

○宇野大臣政務官 

  外務大臣政務官の宇野治でございます。

  政務官の職責を全うすべく、高村大臣の指導のもと、全力を尽くしてまいる所存でございます。

  なお、三人の外務大臣政務官の中では、私が特に本委員会を担当することになっております。藤村委員長を初め委員各位の皆様方の御指導また御協力をよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次に、中山外務大臣政務官。

○中山大臣政務官 

  外務大臣政務官としての責任を果たすべく、高村外務大臣を補佐してまいります。

  藤村委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただきますように心からよろしくお願いを申し上げて、ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次に、小池外務大臣政務官。

○小池大臣政務官 

  外務大臣政務官を拝命した小池正勝です。

  高村大臣の御指導のもと、全力で取り組んでいく所存でございます。

  藤村委員長さんを初め皆様方の御指導をよろしくお願い申し上げます。

   (拍手)

○藤村委員長 

  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

 

 

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